6連符スラップベースパターン
今日は、6連符のスラップベースのフィルインについて語っていこう!
6連符といえば、難しくて上級者向けに思われがちである。
憧れの6連符は、高等テクニックと思われがちで敷居が高い。
しかし
スラップベース奏法の場合は、ピック弾きやツーフィンガーに比べて、6連符のフレーズは、カンタンにできてしまう。
6というのは、半分すると3。
3の倍数である。
拍の取り方を変えちゃえば、3連符と同じである。
例えば
ツーフィンガー奏法の場合
3連符を2本の指(人差し指と中指)で弾くと、拍のアタマが人差し指だったり、中指だったりして弾きにくくなってしまう。
ピックの場合も
ダウンストロークとアップストロークで弾くので、基本的に2の倍数なってしまう。
拍のアタマがダウンストロークになったり、アップストロークになったりしてしまい、手癖として慣れるまで大変である。
しかし、
スラップベース奏法の場合、親指のサムピングの2度打ちという技を使うと、
「サムピング2度打ち→プル」
というパターンで3連符が違和感なく、弾きやすく、ノリも出しやすい。
さらに
左手のゴーストノートのパチッ!を入れると
「サムピング→左手ゴーストノート→プル」
パターンができ、3連符も6連符も難なく弾けてしまう。(ツーフィンガーに比べて)
ちなみに
これを連打すると、あたかも「速弾きっぽいスラップフレーズ」を弾いているかのような感じになる。
このパターンでは、拍のアタマに半拍3連符をいれるとカッコ良く決まる。
(ベースソロの入口などにどうぞ)
今度は、人差し指で引っ張る「プル」を拍のアタマにして
「プル→左手ゴーストノート→サムピング」
のパターンで連打すると、高速6連符のハッタリプレイの完成だ。
まとめると
●「サムピング2度打ち→プル」
レッチリのフリーが良く多用するパターンで、かなりの高速でバキバキに叩いている。
例:Red Hot Chili Peppers「Nobody Weird Like Me」「Get up and jump」など・・
●「サムピング→左手ゴーストノート→プル」
ルイス・ジョンソンが良く多用するパターンで、かなりパワフルに男らしく叩いている。
スラップというよりは、パワー系のチョッパーって感じである。
このパターンを連続して、6連符を入れることもある。
例:Brothers Johnson 「Stomp」のベースソロ
下の動画は、このパターンで、半拍3連で弾いてみました。
●「プル→左手ゴーストノート→サムピング」(×2)
世界一の高速スラップベースを弾く男マーク・キングが多用するパターンである。
この人の場合は、メインで歌を歌いながら、スラップを弾いてしまう。
例:Level42「Mr.pink」
●「親指ダウン→アップ→プルの繰り返し」
別名「ロータリー」というスラップテクニック。
親指のアップダウン奏法ができないと厳しい難しい技である。
主に、ビクターウッデンが多用する。
以上
まだまだ数えきれないほど、パターンはあるが、これらのテクニックを会得することがベースプレイヤーとして大事なことでは無い。
音楽の表現するためのほんの一部のテクニックにすぎない。
これらテクニックばかりに目が行き過ぎると、音楽を表現する大事な部分を見失ってしまう。
しかし
1人で家で個人練習する際、自己のモチベーションアップのためやリズムトレーンングのためであれば、良い練習になるので挑戦してみよう!
上記のパターンをテーマにしたスラップベース動画も近々配信していきます。
byルーパーマッキー
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