決断!スラップフォーム大改造【親指の2度打ち・・厳しい!】
今日は、スラップスタイルと親指の2度打ちコンビネーションについて語っていこう。
自分が、最も苦手とするフレーズは「親指の2度打ち」パターンである。
特に、テンポの早い時の「親指の2度打ち」はかなりツライ。
自分の場合、
早いテンポの2度打ちパターンは、親指のアップストロークでごまかす癖がある。
なぜなら
自分のスラップスタイルは、親指アップダウン奏法(親指ピック奏法)だからである。
親指アップダウン奏法とは・・・
親指を弦と平行に構える。親指ダウンストロークで弦を下まで通過させ、返しでアップストロークをする。
親指アップダウン奏法を詳しく説明してる記事は、こちらにて↓
「Larry Graham」親指で天下を獲る男〜親指のアップダウンでゴリゴリ!〜
この早いテンポの「親指の2度打ちパターン+プル」は、
レッチリのフリーのような、親指が下向きタイプのフォームだとガンガンいけるパターンである。
親指下向きタイプのスラップフォームはこんな感じ↓
ただし、レッチリのフリーの親指下向きタイプだと、親指のアップができなくなる。
自分が、ベースを始めたての頃、レッチリのフリーの親指下向きタイプのスラップ奏法だった。
レッチリのフリーが大好きだった。(もちろん今も好きである)
しかし
ベース歴4年目のある時、親指下向きタイプのスラップ奏法に限界を感じていた。
ラリーグラハムやマーカスミラー、ビクターウッデンが、
親指アップダウンで優雅にプレイしているところを見ると、
フレーズの幅が圧倒的に広いことに気づいた。
ベース歴4年目にして、
スラップのフォームの大改造を決断したのである。
スラップフォーム大改造から、2年間は、初心者に戻ったぐらいに下手っぴになってしまった。
今まで弾けていたフレーズも弾けなくなってしまったのである。
特に
親指下向きタイプのスラップ奏法の時には得意だった、
「親指2度打ち+プル」パターンが、全然弾けない。
早いテンポだと特に厳しい・・。
なので、コツコツ基礎練習をみっちりやり、親指2度打ちパターンに慣れていった。
だが
親指のアップストロークができるようになったおかげか、
「親指で2度打ちで弾く」→「親指ダウン+アップ」
に変えて弾く癖がついてしまったのだ。
いい意味での癖でもあり、悪い意味での癖がついたのである。
親指アップダウンスラップ奏法(親指ピック奏法)と親指下向きタイプのスラップ奏法
この2つにスタイルを今までやってきたが、どちらもメリットデメリットはある。
【親指アップダウンスラップ奏法(親指ピック奏法)】
●メリットは
アップのストロークができるから、スラップフレーズの幅がかなり広がる。
親指でピックのように、ゴリゴリ弾ける。
●デメリットは
ストラップを短めにして、ベースの位置が高めにしなければならない。
ベースを低い位置で構えられない。
【親指下向きタイプのスラップ奏法(弦に対して親指が垂直)】
●メリットは
テンポの早い「親指の2度打ち」パターンがガンガンいけるスタイルである。(自分的にはやりやすかった)
●デメリットは
親指のアップストロークができない。親指ピック奏法ができない。
以上まとめると
スラップスタイルは、1つだけではないので、色々挑戦して見て
自分に一番合うスタイルを見つけよう。
大事なことは、自分が一番
・「理想の音」
・「出したい音」
・「カッコイイ音」
を見つける!
それから、スラップスタイルやフォームが決まっていくのである!
最後に
一つ、プル+親指の2度打ちでフレーズ作ってみました!
動画にて解説↓
右手と左手の手順は
RPRR/LRR〜
(R:右手 L:左手ゴーストノート P:プル)
とRの2度打ちが続く。
口で言うと・・
「ツタツツ/タツツ」って口づさみながら、弾くと慣れてくる。
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