〜チューニングとペグ編〜3倍弾きやすくなるベースのメンテナンス術とは?
こんにちは、マッキーです。
自分の愛器・・・ベース。
自分の子供のように・・・
はたまた自分の分身のように愛情をそそぐと・・・。
良い声(音)でますよ〜!
「楽器は生き物」
その時その時によって、
枯れた音だったり、湿った音だったり、デッドな音だったり・・。
しっかり愛情をそそぐと、楽器は喜んで、泣いてくれる!
さて
前回、お伝えしたメンテナンスの工程
3倍弾きやすくなるベースのメンテナンス術とは?の記事
●メンテナンスの順番
1チューニング
2ペグ
3ネック
4ナット
5フレット
6弦
7弦高
8オクターブ・チューニング
9ピックアップ
のうち、チューニングとペグについて語っていこうと思う。
チューニングは通常、低い音程から高い音程へと、少しづつペグを巻いていく感じで行う。
逆に
高い音程から低い音程へとペグを緩めると、ギアの遊びが影響し、音程が変わらない事があるので、
低い音程から高い音程へチューニングしよう。
また
弦を張り替えたばかりの時は、一度チューニングを合わせたあと、各弦を思いっきりチョーキングしよう。
下の写真のように
そして
チューニングが安定してきたら、ブリッジと弦の所の角度をつけるために、各弦押さえてみよう。
下の写真のように
すると
弦が伸びきり、チューニングが安定し、楽器全体の振動もしっかり鳴ってる感じになる。
これで、チューニング終了。
次に
チューニングが終わったら、ペグのチェックをしていこう。
●ペグのチェック項目は
@ツマミやポストにガタツキは無いか?
A.ネジの緩みをチェックし締め直してみる。
Aツマミを回転させた時、楕円軌道で動いたりするか?
A.ペグを激しくぶつけたり、過剰な力をかけて、どこか曲がったり、潰れたり、折れたりなどのトラブルが発生している可能性がある。
曲がってしまっているものは、力をかけ、元に戻す努力をしてみる。
それでも解決しない場合は、ペグ自体を交換する必要がある。
Bチューニングが突然大きく変わったりしないか?
A.ペグが原因でチューニングが大きく変わってしまうのは、ギアの欠損、固定不足などが考えられる。
@やAの場合と同様の修繕を試み、それでも解決しない場合は、ペグ交換となる。
C回すのに思いっきり強い力が必要ではないか?
A.ツマミを固定するネジの締め付けすぎが考えられるので、少し緩めてみよう。また一度ペグを分解し洗浄を行ったあとで、グリスを差し、摩擦を抑える試みをしたほうがよい。
これでも解決されない場合は、装着部など構造的な問題があり、ヘッド部の加工が必要となる場合がある。その場合はプロのリペアマンに相談するしかないだろう。
ちなみに
自分も昔、やっていたが
CRC−556などの潤滑油で、応急処置的にペグへ噴きかけたことがあった。
あまり良くないらしい。
部品内に貯めてあるグリスを分解し、洗い流してしまうので、かえって問題が起こることがある。
常に欠かさずCRC−556でスプレーしてやればいいが蒸発しやすいため、
半固形のグリスの方が効果が持続する。
以上、チューニングとペグについての話でした。
常に、日頃ベースを触っていると、違和感や問題点が出てくるので、
チェック→調整→チェック→調整
が必要である。
次回は、3のネックについて語っていこうと思う。
byルーパーマッキー
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